バッハの曲って、実は とっても奥が深くて面白い!

今日は、めずらしく梅雨時期の晴れでした!なんだか嬉しいなぁ~(*´▽`*) 

こんにちは!音楽教室♪ぽこあぽこ 恵美先生です(*’▽’)

レッスンをしていて嫌がられる曲集ってあるんですよ(>_<) はい!J.S.バッハ『インヴェンションとシンフォニア』です!素敵な曲なのにナゼ?って思うでしょ?

私の経験をお話しますね!今では楽しくてしかたない教本ですが・・・実は習っていた頃は大嫌いだったんです(笑) 小学生の時『トッカータとフーガニ短調』を聴く事があり「なんて凄い曲なんだ!!!」と感銘して何度も教会へパイプオルガンを聴きに行きました。

インヴェンションを弾く年齢になった時には、あのバッハの曲だ!と思ったのも束の間・・・・「主題テーマがあるから、そう意識して弾きなさい!」と言われ、、、よく分からず全く面白いと思わなかったんです(^^;

なぜ面白くなかったのかなぁ?と考えてみると、まずバッハが作曲していたのは1600年~1750年バロック時代でピアノが無い時代なんです。ベートーヴェンやショパンはそれ以降でピアノがあった時代です。ですからインヴェンションもオルガン、チェンバロ、クラビコードで作曲され、その楽器の為の曲なんです。更にインヴェンション(2声)、シンフォニア(3声)の曲です。だから、ベートーヴェン(エリーゼのために)ショパン(子犬のワルツ)のように和音もないですしね!なので、一見 何も考えず内容を知らなかったらバッハの曲は面白くない!と感じるのかもしれませんね(^^;

さて、2声や3声なんぞや(。´・ω・)?の方に!まず2声はAさんBさんがお話する感じの意味になります!例えば

Aさん(右手)「今日は良い天気ね!」

Bさん(左手)「今日は良い天気だね!」

Aさん「散歩に行こうかな!」

Bさん「散歩に行こうかな~!」

Aさんの発言をBさんが真似する感じになります。(3声の場合はAさんBさんCさんの会話になります。)インヴェンション第1番ハ長調を聴いてみましょう!

どうでしたか?右手メロディーを左手が真似しながら追いかけていたでしょ?(笑) いわゆる、曲の一番最初が『主題テーマ』になります。更に『主題テーマ』が短調に転調して、また元の調の『主題テーマ』に戻って終わります。最初に貼った楽譜には『主題テーマ』を示していないのでタダ譜読みして弾いてしまうと面白さを感じないですよね?なので、楽しみながら生徒さんに弾いてもらうためには必ず伝えてあげないと行けない事があると思うんです。「ここが主題テーマだよ!ここにもアルね!」とお話してあげたいな!と思います!

『主題テーマ』モチーフですね!あの時代に1つのモチーフというメロディを使って転調させたり、ショートケーキだったモチーフをデコレーションケーキに変身させたり(≧▽≦)凄いですよね!バッハは即興演奏が得意だったみたいですよ!彼の曲をタダ単純に弾くのではなく、この曲はどんな意味があるんだろう?と考えながら弾くと楽しんで練習に取り組めると思いますよ!

それでは!素敵な音楽Lifeを☆彡

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