考えてみると、コロナ対策のため1年半も自粛しながら日々過ごしていますよね?なかなか外食できない!笑いながら会話ができない!など・・・。でもでも、「ど~せ、お店は開いてないから(ノД`)・゜・。」「ど~せ、中止になると思ったし(;´Д`)」この逆向きの考え方を止めましょうよ(*´▽`*)こんな時こそ忙しいと出来ない事に取り組んでみましょう!
こんにちは!音楽教室♪ぽこあぽこ 恵美先生です(*’▽’)
こんな時こそ!好きな曲にチャレンジしてみては?と思います!今回は私の好きな『チャイコフスキー』の『四季』という曲についてのお話をしてみます。
まず、チャイコフスキーは1840年にロシアで生まれた作曲家です。『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』バレエ音楽でとても有名ですね!その他に、協奏曲や交響曲も作曲しています。そして、ピアノ曲も書いています。今日お話する『四季Op.37a/37b』は、ロシアの1月から12月までの四季を音楽で表現した曲集です。ソナチネ~ソナタが演奏できるのであれば演奏が可能です!曲の出だしの部分を演奏しています(^^♪楽譜と合わせて聴いてみて下さいね!
1月「炉ばたにて」
寒いロシアの冬、暖炉で暖かくなった家の中の情景を表現しています。
2月「謝肉祭」
ロシアの謝肉祭は春を迎える前の祭りです。伝統料理が並び、賑やかに行われる人々の様子や町の様子が表現されています。
3月「ひばりの歌」
ロシアの3月は冬から春に変わりつつある季節。太陽が照ってきたなと思えば、雪が残っていたりする。その不安定な感じや気持ちを表現しているのかな?と感じます。
4月「松雪草」
まだまだ雪が残っている季節。でも、かすかに3月より明るさを曲に感じます。9小節目から内声メロディが出てきます。メロディを上手に歌えるように!
5月「白夜」
白夜、北のロシアでは太陽がなかなか沈まない季節があるのですね!一度白夜を過ごしてみたいです(笑)
6月「舟歌」
舟歌は8分の6拍子で書かれる事が多いですが、チャイコフスキーは4分の4で書いていますね!もともと船を漕ぐ感じを表すので左手は同じリズムが繰り返されます。
7月「草刈り人の歌」
一拍目を強調した素朴な旋律から、歌を歌いながら力をこめて鎌を振り下ろす姿が思い浮かびますね!
8月「収穫」
7月で収穫した農作物を仕分けしたり忙しく働く様子が思い浮かびますね。曲の演奏に関しては表現が難しかったです。
9月「狩」
まず、最初の鋭い付点音符や三連符のリズムは狩の角笛を表しています。高らかに鳴り響き秋の狩猟の光景が描かれていますね。
10月「秋の歌」
メロディがとても美しく、言葉で表現しきれない哀愁のある曲です。聴くとうっとりしますが、素敵に演奏するのは難しいです。3段目から内声メロディがあります。
11月「トロイカ」
トロイカが雪の中を走る様子が表現してあり、最後は走り去って行きます。和音が多く、スタッカートで演奏する部分も多いです。上手く弾けたら素敵な曲ですよ!
12月「クリスマス」
クリスマスから1月6日の主顕節までの洗礼祭期を表し、静かな祝祭ムードが新年への期待とともに描かれあたたかい余韻を残して1年を締めくくります。
いかがでしたか?有名な曲から挑戦しても良いですし、1月から順番に弾いていくのも面白いですね!是非ともチャレンジしてみてね(≧▽≦)
それでは!素敵な音楽Lifeを☆彡
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