音感コラム10 調が違えば、曲の感じ方も違う?

前回、曲には色々な調があるとお話ししましたね。長調なら明るい、楽しいと感じる。短調なら寂しい、暗い感じがすると。
また、『フラット♭系』『シャープ♯系』の曲でも感じ方が違うんです!

フラット♭系の曲は『ほんわか暖かい』と感じる。シャープ♯系の曲は『キリッと鋭い』感じがする。あくまでも私が感じた感覚ですから、みなさんは違った風に感じるかもしれません。

例として、
『ベートーヴェン「悲愴」第2楽章』変イ長調(♭4)木漏れ日の中で寛ぐ感じ。
『ショパン「軍隊ポロネーズ」』イ長調(♯3)明るく堂々とした感じ。

これからは曲を聴く時に、ただ聴くだけでなく『風景を思い描いたり』『色をイメージ』するのも面白いと思いますよ!

メッセージ、質問はこちらへ~~(*’▽’)

音感コラム9 「調」

音感をつける時に『調』を知っていく事は、とても大切なのです。
世の中にはたくさんの曲がありますが、単なる音の並びでは無いのです。

曲を聴いた時に「楽しい曲だな」「優しい感じ」「激しいな」「悲しい曲だ」と思いませんか?それは色々な『調』があるからなんです。

私達がそれぞれ個性があるように、曲にもそれぞれ個性があるのです。

音感コラム8 私が生徒に初見楽譜の譜読みの前に聞いていること

「初見演奏」とは与えられた一定時間内に譜読みを行い、その後演奏するものですが、私の教室では、生徒が初見楽譜の譜読みをする前にまず

 ・「何調」なのか?
・♯や♭は付いているのか?
・どの音に付いているのか? 

を答えてもらいます。

「これ必要あるの?」「そんなの考えるのが嫌だし言わなくていいのでは?」と思っている生徒も多いのではないかと思いますが…

実はコレ、とっても重要なのです!!

次回からこの「調」を知っていくことの大切さについてお話しますね!

音感コラム7「初見演奏」

「初見演奏」とは与えられた時間内に譜読みを行い演奏するものですが、実は聴音に大きく役立つチカラを持っているのです。以前お話した、ピアノで「ソラシ」と鳴らすと聴き取った生徒が「ドレミ」と答えた話がありましたね!

これはよく知っているハ長調で答えてしまったということなのですが、調ってハ長調だけではないですよね。

次回からどの様に調を勉強していくかを書いていきますね。

音感コラム6 「聴く・歌う」

音を理解するために必要なことは「聴く・書く・歌う・理解する」の4つと伝えましたが、今回から何回かに分けて説明していきますね。

『ピアノに合わせて歌い聴音する』これが「聴く・歌う」になります。

ただ残念なことに聴いて歌うだけでは正しく音と鍵盤の関係が理解できていないので、同時に初見(初めて見る楽譜を即座に弾く)をしていきます。

次回はこの初見がなぜ大切なのかをお伝えしますね。

音感コラム5 とあるレッスン中の出来事

前回は「聴く・書く・歌う・理解する」の4つが揃ってスムーズに音が理解できると伝えましたが、その事についてレッスンでのある出来事を例にお話ししますね。

いつも通りスケールを歌い、聴音を始めました。

私が「ドレミ」とピアノを弾き、その後生徒さんは「ドレミ」と聴き取り発声も正しく回答できました。
次に「ミファソ」と弾くと、「ソファミ」と発声しました。

ん?そうなんです!ドレミファソラシドの鍵盤上の並び方と楽譜上の関係が不一致になっていたのですね!
相対音感をつけるには聴いて歌うことだけでなく、楽譜を読めるようになること、楽譜の音と鍵盤上の場所が一致することが大切なのです。

音感コラム4 基準の音

前回、「相対音感を身につけるために基準の音を作る」事について触れましたので、今月は「基準の音」についてのお話です。

まず、ピアノに合わせてスケール(音階)を歌います。スケール(音階)とはドレミファソラシドの音の並びのことです。
繰り返しスケールを歌った後、聴音をしますが、その際に基準の音(真ん中のド)を聴いてもらい、「これがドだよ!」と伝えてから聴音テストに入ります。

しかし、ピアノに合わせて歌うだけでは残念ながら相対音感は身につきにくいのです。

<<「聴く・書く・歌う・理解する」の4つが揃う時、スムーズに音が理解できるようになるのです。>>

次回から少しずつ内容をお話しますね。

音感コラム3 相対音感

今回より相対音感をどのようにマスターしていくのかを少しずつお話していきましょう。
相対音感とは2つの音の距離(音程)をつかむ音感のことです。

・ドとレの間の距離は?
・ドとミの間の音程はどんな感じ?

それを掴むのが相対音感です。
音について考える時、まずは基準音を作ります。教室では真ん中のドで行っています。

それでは、どのように基準の音を使っていくのか次回から伝えていきますね。

音感コラム2 ピアノの上達のために鍛えるべき能力は?

はたまた前回、ピアノの上達のために鍛えるべき能力は「基準の音がなくても即座に言い当てることができる絶対音感」と「基準の音を知ることができれば、以降の音がわかる相対音感」のどちらでしょうか?と質問しましたが、答えは「相対音感」です。

今現在音楽を学んでいる私達は、この能力を「誰しもが」多少なりとも有しているのです。

それではどのように相対音感をマスターしていくのか?

この続きは次回です。お楽しみに。

音感コラム1「絶対音感」と「相対音感」について

今回は「絶対音感」と「相対音感」について説明しようと思います。

【絶対音感とは】
ある音を聞いた時に、その音の高さや音名を言い当てられることを指します。
例えば車のクラクションは「ラ」の音、救急車のサイレンは「ミ♭ラ♭ミ♭ラ♭」と説明できる能力です。

【相対音感とは】
相対音感は基準となる音を聴き、その音が何の音か知ることができれば、以降鳴らされる音がわかる能力を指します。
そのため、急に鳴らされた音を絶対音感のように言い当てることはできません。

さて、ピアノ上達のために鍛えるべき能力はどちらでしょうか?
この続きは来月です。お楽しみに。