今日の午前中は 大人の生徒さんのレッスンをしました！子供さんは独立されて、現在は夫婦２人の生活らしいです。娘さんがピアノを習う時に購入した電子ピアノが誰も弾かないまま部屋の片隅に置いてあるので、弾いてみようかな？とチャレンジされたそうです！とっても頑張り屋さんですし、お話も楽しいです！
こんにちは！音楽教室♪ぽこあぽこ 恵美先生です(*’▽’)
レッスン時、その生徒さんがこの様に言われました。「先生、この間いろいろな弾き方で強弱ができるから練習してくるようにと言われましたが、家で練習しても全く音の変化が無い気がするのですが・・・。電子ピアノだからでしょうか？」と。
なるほど・・・・。確かにそうかもしれないですね(^^; とても重要な質問ですから、その内容についてお話をしてみますね！
ハンマーで弦を叩いて音を出すアコースティックピアノ（生ピアノ）、そして そのアコースティックピアノの音を録音しスピーカーから音を出すのが電子ピアノです。
アコースティックピアノは指先で鍵盤を押し、その力がアクションを通ってハンマーを動かし、弦を叩いて音を出します。その弦を叩いた振動が響板を伝わって楽器全体が振動して響きを生み出します。弾き方によって、強弱や重みのある音、優しい音など無限の演奏表現ができます。
一方 電子ピアノは指先で鍵盤を押し その情報をセンサーで感知し、その動きを元にアコースティックピアノから録音した音をスピーカーから出します。そのためアコースティックピアノと電子ピアノは根本的に構造が全く異なります。近年は かなり本物のピアノタッチ、響きに近いものも出ていますが、どうしても同じように演奏する事は難しいかと思います。
ただ、こう書くと電子ピアノが悪いかと思うかもしれませんが、音量の調整ができる、夜でもヘッドフォンで練習できる、録音操作ができる、など良い点もありますし、現代の生活環境では合っていると思います。
でもでも、ピアノ置く場所があるのならば、やはり生ピアノをオススメしたいです！なぜなら、生ピアノは録音された音ではなく、自分自身の鳴らした音で豊かな音色を作っていけるからです。
それでは！素敵な音楽Lifeを☆彡
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