一生何かの形でピアノと かかわってほしい!

ここ近年お稽古事は『中学に入るときが境目』となっており、世の中の風潮として、ピアノって小学生とかのお稽古事と認識されている気がします。

こんにちは! 音楽教室♪ぽこあぽこ 恵美先生です(*’▽’)

ピアノに限った事ではありませんが、お子さんの習い事は 塾やクラブ活動などとの両立で辞めるか?続けるかの岐路に立たされる時期がきます。

一方ピアノは幼児期から始めている方が多く、ちょうどピアノが面白く感じ始めているころ、塾と重なってしまいます。

だんだんと時間的、体力的・・・そして経済的に両立させるのが難しくなり、何かを辞めようか?となり 勉強とは関係のないピアノが辞める対象となるのです。

ピアノを教える立場の私からみても、中学受験は近い将来の進路を占う意味で、とても大きなライフイベントとなるので、塾を選択しピアノを辞めてしまう気持ちは理解できます。そして、頑張ってほしいと心から思っています。

でも、それでも尚 「ピアノ、辞めます」と決める前に、ほんの少しだけでも考えていただけたらなぁという事があります。

今からお話するのは昔、小5の生徒さんのお母様の辞める前に言われた言葉です。「ソナタまで弾けるようになり、有難うございます。こんなに弾けるようになるなんて!本当に先生に感謝しています。もう思い残すことはありません。」

私からみればソナチネやソナタを1曲や2曲弾いたくらいでは、ピアノのスタートラインに『やっと立ったくらい』なのに・・・思い残すことはないなんて・・・・。実は、ココからが色いろなジャンルの曲が弾けたり、自分の好きな曲が弾けるようになるところなのです。ピアノは長年継続して大小の波があっても、乗り越え続ける事が大事なことなのです。『細く長く』細くてもいいから長く一生何かの形でピアノとかかわってほしい!と感じています。

レッスンの頻度や時間を減らしても続けた方が良いと思うのです。

『ピアノは人生を豊かにしてくれる!』

ピアノを習うということは、ただ単に楽譜が読めるようになり、指を動かして音にするといった事だけではありません。ピアノを弾くテクニックに加えて、人生そのものを学ぶと言っても過言ではありません!一音一音に思いを込め音にする、表現する!この事が人生の上で大きくプラスになります。人生において、悲しい事、苦しい事、逃げ出したい時 心の支えとなります。

ピアノを続けるのは『自分のため』『自分を高めるため』なのです。

辞める事が悪いと言っているのではなく、とりあえず続けるんだという選択肢もある事に気が付いていただけたらと思います。

一旦辞めてから、合格したらまた考えてみます!というパターンもありますが、復帰が難しくなる事が多いです。

時間や回数についてはご相談にのりますのでご連絡お待ちしております。

それでは!素敵な音楽Lifeを☆彡

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